月別アーカイブ: 2014年7月

各国のUbuntu、Debian ディストリビューション(2)

今回は、スペイン語のディストリビューションです。(ホームページSugarmoon 解説)Debian がベースになっているらしく、Ubuntu とは違い、ちょっとクセモノです。まず、gparted の場面で、HDの構成を聞かれますので、必ず、マウントポイント(HD 全体を使うなら、/ や /home など)を入れ、ext3 や ext4 などフォーマットするファイルタイプを入力します。あとは、Timezone 設定やユーザー設定は、他の Ubuntu ディストリビューションと同じです。日本語への切り替えは、Sugarmoon サイト を参照してください。インストール後は、日本語入力は、Mozc とするなら、そのままでは、sudo は使えませんので、一旦スーパーユーザーになって、

$ su
passwd:
# apt-get install ibus ibus-table ibus-mozc

です。

どうしても、sudo が使いたければ、スーパーユーザーのままで、/etc/sudoers というファイルに、

hoge ALL=(ALL:ALL) ALL

を付け加えてます。

再起動後の、ログイン画面で、アニメーション画面と、スペイン語などでの「格言集」はなかなか秀逸ですよ。そのアニメーションのスクリーンショットと、動画を掲載します。
スクリーンショット 2014-07-24 23.35.35

Libreoffice 関係は、最新版より一つ前のバージョンで 3 で、しかも日本語化されていないので、一旦ずべて消去して、改めて日本語版も含めてインストールしてください。

$ sudo apt-get remove libreoffice*
$ sudo apt-get install libreoffice
$ sudo apt-get install libreoffice-help-ja

これでも、Version 3 になりますが、Vesion 4 と互換性がありますので、十分実用的です、試しに今回は、「古今和歌集」のデータベースを Libreoffice-base で作ってみましょう。「古今和歌集」の適当な全文データベースはありませんので、以下のサイトなどから、各自コピー&ペーストで気長に作ってください。

和歌データベース

その入れ物的なファイルを置いておきます。

「古今和歌集」データ Base ファイル

Enjoy Debian Life!

各国のUbuntu、Debian ディストリビューション(1)

Ubuntu には、その親元になった、Debian も含めて、各国製の派生があります。たいていは多国語版ですので、デフォールトを「日本語」にしてしまえば、その独自性は消えてしまうのですが、それでも、インストール画面などには、お国柄がかいま見られて、なかなか楽しいものです。そこで、いくつかのディストリビューションを、Sugar Moon にあったものを中心に紹介します、第1回は、ワールドカップは終わってしまいましたが、ブラジル産(もともとの言語はポルトガル語です)から…それだけでは面白くないので、そのなかで「万葉集」を読むという試みです。
ブラジル発は、「LinuxFx Ghost 7.0.2」、Ubuntu(Kubuntu) とは違い、Debian-sidベースでKDE環境です。いきなり、ポルトガル語で「instalar o linuxfx」などがでてきて面喰いますが、
インストールは簡単、上の画面で、「日本語」を選びさえすれば、他のDebian と違い、「Gnu Parted」もなく、Ubuntu 並みです。起動ロゴは、なかなか情熱的・ブラジル的ですが、何か、「プロレタリアート」的でもあります(笑)日本語化および日本語入力は、最低、Sugar Moon にあったように、ibus-table、ibus-qt4、ibus-gtk、ibus-gtk3、ibus-mozc、mozc-utils-gui などをインストールしてください。

せっかく、日本語化ができましたので、なにか「日本的」なものをインストールしてみましょう。(注:ここからは、別に、Linux(Ubuntu)独自のものではなく、Windows や、Mac でも同等のアプリないしデータを使えば実現できます。

以前、重宝していたアプリに、EPWING 形式の辞書があり、ネットにもフリーなデータが載っていました。今回は、そのうち「万葉集データ」を使います。その前に、EPWING ビューワをインストールします。

$ sudo apt-get install ebview

使い方は簡単で、/home/hoge のどこかにデータを置き、「オプション」の「辞書検索」→「辞書グループ」で、パスに/home/hogeとし、適当な深さを設定しさえすれば、検索してくれます。以下の「万葉集」の場合、「万葉集」(万葉仮名入り)と「訓読万葉集」の二つがヒットします。

『万葉集』JIS X4081形式(EPWING)データ Ver2.02

それに加えて、今回は、Libreoffice Base で、自分の覚え書き用にデータベースを作ってみした。今回は、MySQL は使わずに、内臓のHSQLDB を使用しましたので、単独のファイルで動くはずです。項目は、上記「万葉集」(万葉仮名入り)を踏襲し、現代語訳など何項目かを追加しています。読んだ歌、感銘した歌など、Ebview からコピー&ペーストし、感想等付け加えるとよいでしょう。その場合、歌番号は、「プライマリーキー」なので入力は必須です。また、画像の項目がありますが、多用するとファイルサイズがデカくなりますので御用心…

LibreOffice Base ファイル「万葉集」

ブラジル発のディストリビューションで、万葉集を読む、何かオツなものです。

 

 

 

Lubuntu インストール記(9)

今回は、少しデータベースに挑戦してみます。といってもあまり複雑なものないし実用的なものは、苦手なので、「百人一首」をデータベース化したいと思います。ネットには、「百人一首」のリソースとして、
This is の田の資料集
学ぶ・教える.COM
学校で使える各種文書
などあり、そのほとんどが、Excel ファイルです。今回は、そのエクセルを、LibreOffice Calc にて、CSVファイルに加工しました。
それを、MySQLに取り込みます。そのためには、下準備も含めて、phpmyadmin が便利なのですが、その前提として、様々なアプリケーションをインストールします。

$ sudo apt-get install mysql-server
$ sudo apt-get install apache2
$ sudo apt-get install php5
$ sudo apt-get install phpmyadmin
$ sudo ln -s /usr/share/phpmyadmin /var/www/html/phpmyadmin

で、http://localhost/phpmyadmin で、MySQL に接続できます。それを使って、新しいデータベース「100nin」とユーザー「100nin」(パスワードは無しの方が便利でしょう。)を追加します。加工済みのCSVファイルを、データベースに入力しますが、とりあえず、phpmyadmin の「インポート」(CSVファイル)を利用し、後で項目を付け加えたり加工します。最終的には、テーダ構造は、図のようになりました。

次に、LibreOffice Base の方のインターフェイスを準備しますが、JDBCとか、ODBC接続とか話がややこしいので、直接、MySQLに接続するドライバをインストールします。

$ sudo apt-get install libreoffice-mysql-connector

それを使って、LibreOffice Base を使い、MySQL に接続します。インターフェイスとして、Form を作りますが、原型は、Wizart を使ったほうが速いでしょう。それを少し修正したのが、図3と図4です。そのフォームで、足らない部分は、インターネットのリソースを利用しながら、コピー&ペーストなどで埋めてゆきます。画像は、データタイプとして、longblob を設定しましたが、画像入力は、250kb あたりが限界なようで、それ以上だと、Libreoffice Base が落ちます。

以上で、「百人一首データベース」の完成です。

・MySQL ファイル
http://www.nishinari.coop/db/100nin.sql
シェルにて

$ mysql -u 100nin 100nin < 100nin.sql

でインポートされます。

・LibreOffice Base ファイル
http://www.nishinari.coop/db/100nin.odb
http://www.nishinari.coop/db/100nin.odt

同一ディレクトリに置いて、100nin.odb の方を、LibreOffice でオープンして下さい。

KDE系Ubuntu のインストール(2)

もう一つ、KDE系のディストリビューション、「Linux Mint KDE Version」をインストールしましたが、若干画面が洗練はされていますが、正直なにが良いのか分からない、失望です。例えば、オフィススーツとして、以前は、Koffice があったのですが、開発が止まっているらしく、結局、LibreOffice をインストールせざるを得ない、ブラウザも、Konqueror(征服者)という物騒な名入りのがあったのが、Firefox に変わっている、Kmail はすこぶる使いにくい、ネット設定が分からない、などなど…というわけで、則削除しました。記念に、KDEの起動画面を少々…

KDE デスクトップの起動画面

KDE デスクトップの起動画面

お口直しに、「動く壁紙」の続きなど(iPad で、うまく表示されませんでしたが、今回はうまくいくかな?)…

ヒチコックの「鳥」まではいきませんが…

ヒチコックの「鳥」まではいきませんが…

iPad でも見られるように

も一つ、暑い夏に涼を求めて…

iPad でも見られるように

Be OS 後継 Haiku OS のインストール

現在のMac OS X の元になったかもしれない、BeOS は、途中で開発が頓挫してしまいましたが、以前の Mac での「軽快感」は忘れない印象として残っています。ちょっと遊びに BeOS の後継、Haiku OS を Ubuntu での Virtual Box で遊んでみます。まず、Ubuntu へのVirtual Box のインストールは、以下のURLが参考になりました。

インストールと起動は、呆気ないほど簡単…割り当てメモリーも512Mもあれば十分、ディスクスペースも、インストール時には、2G 足らずと実にコンパクトです。今回は、SourceForge から、iso イメージをゲット、Virtual Box にインストールしました。Virtual Box 経由なので、サクサクとまでは行きませんが、十分実用範囲内です。日本語入力は、昔懐かしい Canna がもともとからあるようで、ファイルのありかを、Terminal で少し替えるだけです。

日本語入力メソッドとして、Anthy もあります。Anthy のダウンロード元は、少し見つけにくく、Haikuware 内にあります。「ダウンロード」でゲットしたファイルを解凍し、「InstallAnthy.sh」をクリックすればインストールされます。
外部とのネットワークは、簡便というか、そっけなく、Terminal での、ssh と ftp、mail(POP3 のみ)です。Host OS とつなぐためには、Virtual Box で二つ目のネッチワークアダプターに、「ブリッジアダプター」を設定すれば、できます。
使い道は、コンパクトすぎて、これっといってないのですが、Terminal のコマンドが、POSIX 準拠なので、その練習場か、簡単なメディアプレイヤーくらいでしょうか、いずれにしてもHDの片隅に置いても邪魔にはなりませんよ(笑)

OS 全般の説明として、Haiku ユーザーズガイド があります。

Haiku OS のスクリーンショット

Haiku OS のスクリーンショット