カテゴリー別アーカイブ: Debian

各国のUbuntu、Debian ディストリビューション(4)

今回は、ひとっ飛びアフリカに飛びます。南アフリカ産のディストリビューションです。Enlightenment という、デスクトップが物珍しかったので、インストールしましょう。

ダウンロード先は、http://www.makululinux.com/enlightenment.htm です。

日本語表示と入力設定は、けっこうあちこちいじらなければなりません。まず、左下のメニューか、画面のどこかを左クリックし、Setting→Allで、Fontのなかの、VL**か梅フォント(Uなんとか)を選択します。次に、Setting→All→Language Setting で、「日の丸」(日の丸・君が代強要反対!)をえらびます。そして、Setting→All→Inpput→Keyboard で、Japanese
(日本)を追加し、English(US)を削除します。
その次は、日本語入力メソッドのインストールです。以下のように、Mozc を利用します。

$ sudo apt install fcitx-mozc

ここで、一旦ログアウトか再起動します。Setting→Input Method で、fcitxをえらび再びログアウトか再起動します。次に、Setting→All→Preference で、Fcitx の設定で。Mozc を追加すれば、Ctrl+space ないし、半/全キーで日本語が入力できます。

以上の設定でも、日本語表示がうまくいくのは、メニューやアプリの半分くらいです。Chromium-Browserは、日本語パックをインストールしたら、文字が飛んだり、 Thunderbird などは、日本語化しようとしても、英語のままで、日本語環境は、Ubuntu などに比して貧弱なので、日常的には利用できないでしょう。それよりも面白かったのは、Enlghtenment というデスクトップ環境で、ひところ、メモリー喰いと言われた、Enlghtenment が、意外とサクサク動き、Window のドラックなど、動きはあって非常に興味を引きました、

この環境の上に、なにか、データベース的なものを作ろうと目論みましたが、時間の関係で次回以降にまわします。画像は、Enlightment 版だけではなく、Xfce 版も混じっています。インストール画面など、反マイクロソフト意識が強そうですね。壁紙もなかなかユニークなので、一覧にして、その中の一枚を画像にしておきます。

http://www.nishinari.coop/wallpaper/makulu

各国のUbuntu、Debian ディストリビューション(2)

今回は、スペイン語のディストリビューションです。(ホームページSugarmoon 解説)Debian がベースになっているらしく、Ubuntu とは違い、ちょっとクセモノです。まず、gparted の場面で、HDの構成を聞かれますので、必ず、マウントポイント(HD 全体を使うなら、/ や /home など)を入れ、ext3 や ext4 などフォーマットするファイルタイプを入力します。あとは、Timezone 設定やユーザー設定は、他の Ubuntu ディストリビューションと同じです。日本語への切り替えは、Sugarmoon サイト を参照してください。インストール後は、日本語入力は、Mozc とするなら、そのままでは、sudo は使えませんので、一旦スーパーユーザーになって、

$ su
passwd:
# apt-get install ibus ibus-table ibus-mozc

です。

どうしても、sudo が使いたければ、スーパーユーザーのままで、/etc/sudoers というファイルに、

hoge ALL=(ALL:ALL) ALL

を付け加えてます。

再起動後の、ログイン画面で、アニメーション画面と、スペイン語などでの「格言集」はなかなか秀逸ですよ。そのアニメーションのスクリーンショットと、動画を掲載します。
スクリーンショット 2014-07-24 23.35.35

Libreoffice 関係は、最新版より一つ前のバージョンで 3 で、しかも日本語化されていないので、一旦ずべて消去して、改めて日本語版も含めてインストールしてください。

$ sudo apt-get remove libreoffice*
$ sudo apt-get install libreoffice
$ sudo apt-get install libreoffice-help-ja

これでも、Version 3 になりますが、Vesion 4 と互換性がありますので、十分実用的です、試しに今回は、「古今和歌集」のデータベースを Libreoffice-base で作ってみましょう。「古今和歌集」の適当な全文データベースはありませんので、以下のサイトなどから、各自コピー&ペーストで気長に作ってください。

和歌データベース

その入れ物的なファイルを置いておきます。

「古今和歌集」データ Base ファイル

Enjoy Debian Life!

各国のUbuntu、Debian ディストリビューション(1)

Ubuntu には、その親元になった、Debian も含めて、各国製の派生があります。たいていは多国語版ですので、デフォールトを「日本語」にしてしまえば、その独自性は消えてしまうのですが、それでも、インストール画面などには、お国柄がかいま見られて、なかなか楽しいものです。そこで、いくつかのディストリビューションを、Sugar Moon にあったものを中心に紹介します、第1回は、ワールドカップは終わってしまいましたが、ブラジル産(もともとの言語はポルトガル語です)から…それだけでは面白くないので、そのなかで「万葉集」を読むという試みです。
ブラジル発は、「LinuxFx Ghost 7.0.2」、Ubuntu(Kubuntu) とは違い、Debian-sidベースでKDE環境です。いきなり、ポルトガル語で「instalar o linuxfx」などがでてきて面喰いますが、
インストールは簡単、上の画面で、「日本語」を選びさえすれば、他のDebian と違い、「Gnu Parted」もなく、Ubuntu 並みです。起動ロゴは、なかなか情熱的・ブラジル的ですが、何か、「プロレタリアート」的でもあります(笑)日本語化および日本語入力は、最低、Sugar Moon にあったように、ibus-table、ibus-qt4、ibus-gtk、ibus-gtk3、ibus-mozc、mozc-utils-gui などをインストールしてください。

せっかく、日本語化ができましたので、なにか「日本的」なものをインストールしてみましょう。(注:ここからは、別に、Linux(Ubuntu)独自のものではなく、Windows や、Mac でも同等のアプリないしデータを使えば実現できます。

以前、重宝していたアプリに、EPWING 形式の辞書があり、ネットにもフリーなデータが載っていました。今回は、そのうち「万葉集データ」を使います。その前に、EPWING ビューワをインストールします。

$ sudo apt-get install ebview

使い方は簡単で、/home/hoge のどこかにデータを置き、「オプション」の「辞書検索」→「辞書グループ」で、パスに/home/hogeとし、適当な深さを設定しさえすれば、検索してくれます。以下の「万葉集」の場合、「万葉集」(万葉仮名入り)と「訓読万葉集」の二つがヒットします。

『万葉集』JIS X4081形式(EPWING)データ Ver2.02

それに加えて、今回は、Libreoffice Base で、自分の覚え書き用にデータベースを作ってみした。今回は、MySQL は使わずに、内臓のHSQLDB を使用しましたので、単独のファイルで動くはずです。項目は、上記「万葉集」(万葉仮名入り)を踏襲し、現代語訳など何項目かを追加しています。読んだ歌、感銘した歌など、Ebview からコピー&ペーストし、感想等付け加えるとよいでしょう。その場合、歌番号は、「プライマリーキー」なので入力は必須です。また、画像の項目がありますが、多用するとファイルサイズがデカくなりますので御用心…

LibreOffice Base ファイル「万葉集」

ブラジル発のディストリビューションで、万葉集を読む、何かオツなものです。